「未来の水中工事」発信 大阪万博パビリオンでコマツなど
建機大手コマツと青木あすなろ建設(東京)は2日までに、2025年大阪・関西万博のパビリオンに出展する内容を発表した。「誰もが活躍・人々の命や暮らしを守る『未来の水中工事』」をテーマに、水陸両用ブルドーザーや両社が開発に取り組む水中施工ロボットを紹介する。 コマツは1970年大阪万博の翌年に、ラジコン操縦の水陸両用ブルドーザーの量産を開始。青木あすなろ建設は、コマツ製の水陸両用建機を使って能登半島地震の復興工事に関わり、輪島市門前町の赤神漁港で、底の土砂を取り除いた。 会場では、水陸両用ブルドーザーが稼働する姿を大型スクリーンで紹介するほか、水中施工ロボットのコンセプトマシンの大型模型などが展示される。