福岡県古賀市が窓口業務を1時間半短縮、午前9時~午後4時に…政策立案などの仕事に職員を振り分け
福岡県古賀市は6日から、市役所窓口業務の対応時間を午前9時~午後4時とした。昨年までの午前8時半~午後5時から1時間半短縮している。 【表】古賀市の主な市役所改革…立ったまま会議室を新設など
市によると、職員の働き方改革の一環。政策立案など創造性の高い仕事に職員を振り分け、生産性と市民サービスの向上を図るとしている。並行してコンビニエンスストアでの証明書発行や電子申請などを充実させ、市民に利用を促していくという。
初日の6日は午後4時になると、窓口のシャッターが閉められ、以降に訪れる市民らに職員が7日の来庁を呼びかけた。運送業男性(60)は「時代の流れなので仕方がない。ただ、一部でも開いている窓口があればいいとは思う」と話していた。
市が昨年6~7月、全国の自治体に行ったアンケートでは、窓口業務の短縮は20の市区町が実施。100の市区町村が短縮を検討中と回答した。