JGTOが創設したFor The Players By The Players 今年の注目選手は!?【JGTOトーナメント観戦ガイド】
2022年、新しいコンセプトの大会としてJGTOが創設したFor The Players By The Players。2023年は開催されなかった今大会だが、今年満を持して2度目が開催される。2022年度の前回大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!
5月9日(木)~5月12日(日)For The Players By The Players
会場:群馬県 THE CLUB golf village(18ホール、7172ヤード、パー72) 賞金総額:5000万円、優勝賞金:1000万円 2022年、JGTOが男⼦ゴルフのもつ本来の魅⼒を最⼤化すべく創設した新しい大会。 パワーあるスポーツコンテンツを最大限表現しようと、国内大会で唯一の「ステーブルフォード方式(ポイントターニー)」を採用している。 ●ステーブルフォード方式(ポイントターニー)って何? パーは0点、バーディ2点、イーグル5点、アルバトロス8点、ボギーはマイナス1点、ダブルボギー以上はマイナス3点で換算し、その総得点を競う仕組み。 1バーディ、ノーボギー(ストロークプレーなら1アンダー)の計2点よりも、3バーディ、3ボギー(ストロークプレーならイーブンパー)のプラス6点とマイナス3点の計3点のほうが総得点が高くなり、いつも以上にピンを狙ったアグレッシブなプレーが引き出されると予想される。 グロスのスコアは一見関係ないように思えるが、前回大会覇者で通算41点を獲得した小林伸太郎はストロークプレーで換算しても優勝という結果だった。
プレーバック2022
最終日は小林伸太郎が単独首位でスタート。5バーディ、2ボギーで回り、8ポイントを加えて通算41ポイントを獲得し、プロ14年目にしてツアー初優勝を掴んだ。 ボギーを打たないのが自分のゴルフと話していた小林が4日間で打ったボギーはわずかに5つ、失点を最小限にとどめた。 ※ポイント配分は2022年度から変更なし。 ●主な副賞 自性寺焼の花瓶
毎試合会場にいる、男子ツアー情報通の“関係者X”が選ぶ注目選手
前述の通り、本大会は国内唯一の「ステーブルフォード方式(ポイントターニー)」で勝敗が決まるため、選手たちがそれぞれ“攻め”のゴルフを展開することが見込まれます。コースの全長も先週の中日クラウンズよりも615ヤード長いため、飛ばし屋で、ボギーも打つけどバーディを取れる選手、猪突猛進型の選手に活躍のチャンスがあると予想しています。 ●杉原大河 徳島県出身の24歳。5歳のとき父親の影響でゴルフを始め、ゴルフの強豪 東北福祉大へ。2019年10月、大学2年生のときに下部ツアーの石川遼 everyone PROJECT Challengeでアマチュア優勝、23年の同ツアーのNovil Cupでプロ初優勝を飾った。昨季はセガサミーカップで5位、VISA太平洋マスターズで3位となり、賞金ランキング36位の資格で今季のシード権を獲得している。 <2024年度スタッツ>※2024年5月5日時点 賞金ランキング:73位/ドライビングディスタンス:297.53(6位)/バーディ数:23(52位)