レギュラー0本でもスケジュールはぎっしり! 吉本営業ランキング3位のサバンナ・八木「営業で大切なことは“どれだけ面白いか”よりも…」
大手企業の会社員と18年間続けてきたこと
――めちゃくちゃロジカルに考えていらっしゃいますね。 営業を頼んでくださった現場担当者が、何を求めていらっしゃるかも大切だと思います。「一発当てよう」みたいに考えていらっしゃる方もいらっしゃいますし、「ミスなく終えたい」という方も当然いらっしゃいます。 ――八木さんのようにロジカルに営業を語る人は他にいらっしゃいますか? 僕はマニアックだと思いますね。長年個人事業主をやっているからか、会社員とか組織の中で生きている人に興味があるんですよ。営業に行き始めてから、僕は会社の組織図を見るのが好きになった。 さらにいえば、中学から大学まで一緒だった友人が大企業に勤めていて、30歳のときから毎日1通、欠かさずメールしているんです。それが18年間続いていて。 ――18年ですか! 彼にサラリーマンとは何かを教えてもらいました。例えば社長が辞任したとき、会社に何が起きるのか。そういう会社員のリアルが僕の頭の中に入っているから、営業も俯瞰で見られるところはありますね。 取材・文/森樹 写真/神田豊英