７月７日に名古屋・栄で開催される「Ｂａｓｅｂａｌｌ５　Ｅｘｈｉｂｉｔｉｏｎ　Ｍａｔｃｈ２０２４」

　テレビ愛知は、世界野球・ソフトボール連盟（ＷＢＳＣ）が競技振興を目的に２０１７年に発表、世界で競技人口が拡大している新しいアーバンスポーツ「ベースボール５」の東海地区での普及拡大を目的にしたイベント「Ｂａｓｅｂａｌｌ５　Ｅｘｈｉｂｉｔｉｏｎ　Ｍａｔｃｈ２０２４」を７月７日に名古屋市東区のオアシス２１・銀河の広場で開催する。 　昨年の同イベントでは、アジアチャンピオンのチャイニーズ・タイペイ代表（現在世界ランキング１位）を名古屋に招き、日本代表チームと対戦した。今年は名古屋市を拠点とする「名古屋ＯＪＡ」と尾張旭市・名古屋市が拠点の「旭Ｓｐｒｉｎｔ」の合同チームが日本代表チームと対戦するエキシビジョンマッチを午後３時から開催する。 　さらに、大学生が実行委員会となり東海地区を中心にベースボール５をプレーしている中京大学、名城大学、東海学園大学など大学生が参加する交流試合を午前１０時から同時開催。初めて競技に触れる人でも参加可能な体験会も行う（午後４時ごろから開催予定。参加方法などの詳細はイベントのＷＥＢサイトで）。観覧は無料、観覧席はなく、試合コートの周囲から観戦できる。 　テレビ愛知ではベースボール５の魅力を伝える番組「ＧＯ！　ＧＯ！　ベースボール５」を７月２７日（放送時間未定）に放送する。今年４月に韓国で開催されたアジアカップでの日本代表の戦いや今回のエキシビションマッチなどを紹介、１０月に香港で開催される第２回ワールドカップに向けて盛り上げていく。 　【ベースボール５】キューバの街中にて遊ばれていた、クアトロ・エスキーナス（４つの角という意味）という手打ち野球を原型として考案されたアーバンスポーツ。２０１７年にＷＢＳＣが若者向けの都市型スポーツとしてルールを整備。７０か国以上の国・地域に広がり、ダカール２０２６年ユースオリンピックの正式競技にも採用された。ゴムボールさえあればどこでもプレーできるのが特徴で、フィールドも野球・ソフトボールと比べてコンパクト化。また、「男女混合種目」があり、守備時に男女が最低２人ずつ出る必要がある。国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）が重視する「ジェンダー平等」の要素も持つことから、将来のオリンピック種目への採用も期待されている。