「つたや」「スタバ」…松本人志の“女性セレクト指示書”にスポンサー激怒で「吉本芸人敬遠」も…
『ダウンダウン』松本人志に対し、『週刊文春』が波状攻撃を仕掛けている。 昨年末に飛び出した女性トラブル。松本が後輩芸人に女性を集めさせ、飲み会を開催。参加女性によれば、「ゲーム」と称して、松本と女性が性的関係を結ぶよう促されたこともあったという。 【すごい…写真あり】松本人志が”ニヤリ”と車中から女の子を物色し「後輩芸人とナンパ姿」 松本の所属する吉本興業はただちに記事を全面否定。法的措置をチラつかせることで、追及を抑えようとしたが、これが逆効果だった。 文春は年明けから二の矢、三の矢を放ち、松本を追い込む。松本は突如芸能活動休止を表明し、Xで 《事実無根なので、闘いまーす》 と法手闘争を宣言したが、仮に裁判となった場合、判決が確定するまでには年単位の時間がかかるため事実上の“引退”と見る向きもある。 一連の騒動の影響は松本だけでなく、吉本興業にも及んでいる。 松本に女性をアテンドした芸人として『スピードワゴン』小沢一敬、たむらけんじ、『パンクブーブー』黒瀬純の実名が挙がった。 「小沢さんはホリプロコムですが、それ以外は吉本の所属芸人。文春が書いている松本さんへの(女性)上納システムが存在した場合、それを暗黙の了解としていた企業側も責任は問われることになるでしょう」(スポーツ紙記者) 18日発売の文春では、松本が調達役の後輩芸人Yに宛てた「女性セレクト指示書」が流出。記事では 《過去に松本が書いた文字と筆跡が酷似している》 としている。 「指示書の真贋も裁判の争点となるでしょう。文春は『松本人志特別取材チーム』を結成し、全国に記者を送り込んでいる。そこで出てきた“証拠”については、自社の法務部や顧問弁護士と相談した上で掲載している」(同・スポーツ紙記者) 指示書には、松本のリクエストとして「黒毛」「つたやの店員」「マクドナルド」「スタバ」「高校や中学の先生」「べんごし」「こうほうの女」「人妻(子供なし)」などと記されていた。航空会社ではJALやANAはOKだが、LCCはNGだったという。 現時点でこの指示書が本物であるかはわからない。ただ、名前を出された企業側は黙って見過ごすことはできないだろう。 「自社の女性社員を“性的対象”として見ていたわけですからね。企業側からすれば『許せない』となるのは当たり前。名前の挙がった企業が、自社のCMやイメージキャラクターに吉本芸人を敬遠する動きにもなりかねません。あの指示書はそれほどの“破壊力”があるのです」(お笑い関係者) タレントのアンミカは21日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)の中でこの問題に触れ 「女性は上納される『モノ』ではないです」 とキッパリ。続けて 「ノーと言えばいいとおっしゃる方もいますが、ノーと言えない社会や環境があるから、これを機にみんなで思いやって、それを作っていくって大事ですよね」 と述べた。 昨年のジャニーズ問題を機にタレントの生殺与奪権を握るのは、メディアに広告費を支払うスポンサー企業となった。どんなに人気のあるタレントもスポンサーがNGならば、人前に出るのは容易ではない。 テレビ局関係者は 「いまの松本さんがまさにそれ。これが松本さんだけで済んでいるうちはまだいいかもしれません。これからもっと組織的な話や、女性の尊厳を損なうような記事が出てくれば、拡大解釈されてお笑い界全体に波及するかもしれません」 と指摘する。 松本は文春報道に対し 「(性的関係を)強制したことはない」 と息巻いているというが、問題の本質はすでにそこではなくなった印象を受ける。お笑い界の“王”に対し、周囲はいかに忖度してきたのか。真相究明が急がれる――。
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