何かとすれ違った?気になって戻ると女性が・・・ 救助につなげた池部さんに岡山県善行賞、備前署が伝達
未明に溝に落ちていた高齢女性を見つけて救助につなげたとして岡山県備前市の会社員池部裕太さん(32)に18日、県善行賞が備前署から伝達された。 池部さんによると、勤務を終えて車で帰宅中の9月24日午前1時過ぎ、同市久々井の路上で何かとすれ違い気になって戻ると、うずくまる女性を発見して110番。女性はふらふら歩いて見えなくなり、備前署員と捜したところ溝に転落していた。 伝達式が署長室であり、中務公弘署長が賞状を手渡して「通報がなければ命の危険があった」と感謝を伝えた。池部さんは「人なのかどうか勘違いかもしれないと思いながらも引き返し、万一のことも想像して連絡した。人命救助につながってよかった」と振り返った。