【オリックス】曽谷龍平が地元・奈良県斑鳩町の“聖徳大使”就任目指す「成績を出してから」
オリックス・曽谷龍平投手(24)が16日、地元の「ふるさと大使」任命にふさわしい活躍を誓った。出身地の奈良・斑鳩町の消防署で、歳末防火パレードに参加。法隆寺が所在地する“聖徳太子の町”の人々に火の用心を呼びかけ「こうやって少しでも地元の力に。成績を出してから(大使に)ならせてくださいと伝えました」と“立候補”した。 訓練では青の作業服、オレンジの救助服、フル装備の防火服と消防士さながらの衣替え。最後はユニホームで消防車に乗った。「歴史ある町。もっと来てほしい」と法隆寺に加え、古墳や特産品をPR。だが、町の象徴となる大使が不在で、適任者の誕生が待たれている。役場の安心安全課長である父・博一さんも「第一号になってほしい」と期待。左腕は「まだなれない。ある程度野球を知っている方なら知っているくらいでないと、ふさわしくない」と、さらなる飛躍を誓った。 2年目の今季はチーム最多タイの7勝を挙げたが、オリックスファン以外の知名度はまだまだ。「いずれは奪三振王を」と名をあげることを宣言し「1試合でも多く、火消しの人(リリーフ)は使わないように」と意気込んだ。(安藤 理)
報知新聞社