ヒートの闘将ジミー・バトラーに来夏プレーヤーオプション破棄で移籍する可能性
9月1日(現地時間8月31日)。マイアミ・ヒートの大黒柱ジミー・バトラーと親しい仲の人物が、“彼はブルックリンを好んでいる”と語っていたと『New York Post』のブライアン・ルイス記者が報じた。 ブルックリン・ネッツは今夏ミケル・ブリッジズをニューヨーク・ニックスへトレードし、ボーヤン・ボグダノビッチと複数のドラフト指名権を獲得。そのボグダノビッチ、デニス・シュルーダー、ベン・シモンズが契約最終年のため、現段階では来年夏にキャップスペースが大幅に空くことになる。 2021年に4年1億8100万ドル(現在のレートで約264億2600万円)の超高額契約を結んだバトラーは、来シーズン(2025-26)の契約がプレーヤーオプション(PO)のため、これを破棄すれば2025年夏に制限なしフリーエージェント(FA)になることができる。 とはいえ、これはあくまで噂にすぎず、ヒート在籍5シーズンで2度のNBAファイナル進出を果たした34歳の闘将が、今シーズン開幕前またはシーズン中に延長契約を結ぶ可能性も残されており、イースタン・カンファレンス上位進出を狙える戦力を有するチームから離れるかは微妙。 なお、現段階で来年の注目FAにはロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ(PO)、デンバー・ナゲッツのジャマール・マレー、ニューオーリンズ・ペリカンズのブランドン・イングラム、ヒューストン・ロケッツのアルペレン・シェングン(制限付き)、ニックスのジュリアス・ランドル(PO)といった選手たちがいる。 そのため、ネッツが来夏に大物獲得を狙っている可能性は十分あるだろう。
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