左から高校時代の髙田 萌生・引地 秀一郎、大学時代の福森 耀真

　岡山県美作市（みまさか）に本拠地を置くショウワコーポレーションが新入団選手を発表した。元中日の亀澤 恭平監督が率いるクラブチームで、昨年は全日本クラブ選手権優勝を果たし、勢いに乗っている。 【一覧】ショウワコーポレーション　新人選手・スタッフ一覧 　今年はスタッフ1人、選手17人の計18人が加入する。 　NPB組は前楽天の髙田 萌生投手（創志学園）、引地 秀一郎投手（倉敷商）、福森 耀真投手（北九州-九州産業大）の3人が加入。特に髙田は昨年の合同トライアウトで152キロをマークし、速球は健在。引地、福森も速球派右腕として注目されており、新天地で活躍ができるか。 　独立組では、北九州下関フェニックス・橋爪 海人投手（祐誠）、香川オリーブガイナーズの水本 光季内野手（日本航空）が加入。橋詰は140キロ後半の速球を投げ込む右腕で、昨年のヤマエグループ九州アジアリーグで、最優秀中継ぎ賞、ベストナイン中継ぎ部門を受賞した実力派。水本も堅守が光る二塁手だ。 　大卒では、名城大の堀 裕貴外野手（高岡商）、環太平洋大の内之倉 瑛輝捕手（早鞆）などが加入。堀は高岡商時代は19年夏の甲子園で強肩強打の外野手として活躍し、名城大でも2番レフトでスタメン出場した。内之倉は正捕手として昨年の明治神宮大会に出場した。 　ショウワコーポレーションは公式SNSで、「都市対抗出場・全国クラブ野球選手権大会2年連続優勝・プロ輩出を目指します！」と決意を語っており、強力な新人とともに、目標を達成する。