ミケランジェロ直筆紙片に3100万円 ニューヨークの競売で
【ニューヨークAFP時事】競売大手クリスティーズは17日、ルネサンス期を代表するイタリアの芸術家ミケランジェロの直筆紙片が米ニューヨークで競売に掛けられ、17日、ルネサンス期を代表するイタリアの芸術家ミケランジェロの直筆紙片が競売に掛けられ、20万1600ドル（約3100万円）で落札されたと発表した。 予想額は6000～8000ドルで、30倍前後の値が付いた。落札者は明かされていない。 紙片には正方形の大理石が描かれており、「simile」（同様に）という文字が添えられている。代表作の一つであるシスティーナ礼拝堂の天井画を制作する際に書かれたとみられ、最後の直系子孫の手紙とともに発見された。 クリスティーズは声明で、紙片と手紙は個人収蔵品だった別の絵画の額縁裏に貼り付いていたと説明。ミケランジェロのサインはないが、調査で直筆と確認しているという。
