上京当時はギターを弾けなかった!? シンガーソングライター川崎鷹也「『曲書くの!? 』となって(笑)」音楽専門学校入学当時を振り返る
こっちのけんとがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間(THE MOMENT)」を探ります。 12月13日(金)と12月20日(金)の放送では、シンガーソングライターの川崎鷹也さんがゲストに登場。この記事では、13日の放送の模様をお届けします。作曲を始めたきっかけなどについて語ってくれました。
1995年生まれ、栃木県出身の川崎鷹也さん。2018年にアルバム『I believe in you』でシンガーソングライターとして本格的に音楽活動開始。 一度聴いたら忘れられないハスキーな歌声と美しいビブラート、癖になるメロディーラインで人気を集めます。『I believe in you』収録曲「魔法の絨毯」が2020年8月頃よりTikTokやYouTubeで注目され、急上昇楽曲チャート「Heatseekers Songs」では通算15回の首位を獲得。ストリーミング累計は4億回再生を突破し、日本レコード協会のトリプル・プラチナ認定となっています。 現在、全国15都市を巡るホールツアー「川崎鷹也 2024-2025 Hall Tour『愛心 -MANAGOKORO-』」を開催中です。 ーーこの番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。番組冒頭で伺った川崎さんの1つ目のモーメントは「高校の文化祭で初めて人前で歌う」でした。 こっちのけんと:続いて、人生2つ目のモーメントは? 川崎:「栃木から上京してライブ活動を開始」です。高校を卒業後、上京して音楽の専門学校に入学しました。 こっちのけんと:なるほど! 当時はどういう勉強をしたのですか? 川崎:専門学校に入学してボーカル科に入りました。体づくりから始まり、腹筋・背筋を延々と鍛えました。 こっちのけんと:マジっすか!? 川崎:1年生の野球部でボール拾いをやるように、最初は歌わせてもらえないというか(笑)。あとはブレスの練習をしたりしましたね。 こっちのけんと:すごい! そのあいだ曲を作ったりするんですか? 川崎:作ってないです。当時の僕は歌を歌うために東京に来たわけですから、シンガーソングライターになろうと思っていなかったんです。授業で作詞作曲をすることになって「曲書くの!?」となって(笑)。 こっちのけんと:そこで!? 川崎:でも、楽器はできないぞってなったんです。当時聴いていたのは玉置浩二さんや秦 基博さん、高橋優さんだったので、自分もギターかなと思って、その足で御茶の水にギターを買いに行きました。弾けないのに(笑)。6万円ぐらいのをローンを組んで買いました。 こっちのけんと:それがきっかけになってギターを弾くようになった? 川崎:そうです。そこから作詞作曲をするようになりました。 こっちのけんと:すごい! 東京には頼りにできる人はいたのですか? 川崎:1人です。兄がいて今は東京にいるんですけど、当時はまだ栃木にいました。 こっちのけんと:両親の反対はありました? 川崎:親父からは「好きなことで生きていけ」みたいな感じで言われました。「ただ、責任は自分で負うんだぞ」と。 こっちのけんと:いい親だ! 川崎:お母さんには、僕が音楽が好きなことや、人前で歌ったことを言ってなかったんですよ。 こっちのけんと:じゃあ、めちゃくちゃビックリされたのでは? 川崎:大パニック(笑)。反対というよりパニくっていました(笑)。 (TOKYO FM「G-SHOCK presents THE MOMENT」2024年12月13日(金)放送より)