Android 15に搭載された「3つの防犯機能」。AIで盗難検出も!
5月に、GoogleがAndroid 10以降のデバイス向けにいくつかの興味深いセキュリティ機能を計画していることが明らかになりました。 Android 15に搭載された「3つの防犯機能」。AIで盗難検出も! これらの機能は、盗難された場合に、泥棒がスマートフォンのデータにアクセスできないようにするために特別に設計されており、非常に便利です(たとえ盗難そのものを防ぐわけではないとしても)。 そして、これらの機能が世界中で展開中です。 テックレポーターのMishaal Rahmanが、最初にこのニュースをr/Androidに投稿しました。Rahman氏によると、金曜日にXiaomi 14T Proで「盗難検出ロック」と「オフライン検出ロック」の2つの機能が確認されたとのことです。 ほかのユーザーも「リモートロック」という3つ目の機能が追加されているとコメントしています。当初は米国限定の展開かと思われていましたが、現在はこれらの機能が世界中でリリースされているようです。 Androidデバイスをお持ちの方は、これらの3つの新しい防犯機能に注目してみてください。
盗難検出ロック
Googleの盗難検出ロックは、実際にかなりクールな機能です。この機能は、誰かがあなたの電話を奪い、走ったり自転車に乗ったりして逃げようとするのをAIが検出します。 AIは「盗難に関連する一般的な動き」を学習しており、その動きを検知すると、Androidがあなたの電話をロックします。 泥棒があなたのスマートフォンのPINを知らなければ、実質的にデバイスにアクセスすることはできません。結果として、泥棒は高価な”文鎮”を盗んだだけになってしまいます。
リモートロック
もし盗難検出ロックが作動せず、電話が盗まれた場合でも心配ありません。「デバイスを探す」を使って、遠隔でスマホをロックできます(ただし、Googleアカウントのパスワードが必要)。 もしパスワードを思い出せない場合は、バックアップオプションがあります。設定アプリ内の「リモートロック」をONにすることで、電話番号を使用したロックも可能なのです。 これにより、パニック状態で認証情報を忘れてしまっても、遠隔でスマホをロックすることができます。