中日・立浪監督、またもリクエスト要求が覆らず スタンドは落胆 今季、リプレー検証に見放される
「中日-巨人」(4日、バンテリンドーム) 中日・立浪監督が六回の攻撃で、微妙な判定を巡ってリクエストを要求したものの、リプレー検証の結果、アウトの判定は覆らなかった。 【写真】立浪監督がロドリゲス熱血指導 遊撃で実演も 開幕戦で“落球” 2点を追いかける六回、先頭の村松がラッキーな投前内安打で出塁。ここで代打・大島が痛烈な打球を放ったが、二塁手の正面へのライナー。打球につられて飛びだした一走の村松が戻れ切れずにアウトが宣告された。 微妙なタイミングに、ゆっくりとベンチを出た立浪監督がリクエストを要求。しかし、検証の結果、ヘッドスライディングの村松が一塁へ帰塁するよりも一塁送球がわずかに早かった。検証の結果、改めてアウトが宣告されると、詰めかけたドラゴンズファンからは落胆のため息が漏れ、反撃ムードも一気にしぼんだ。 中日のリクエストを巡っては3月31日のヤクルト戦で初回の守備で2度リクエストを要求するも実らず、初回にしてリクエスト権が消滅。2日の巨人戦でも三回の守備でセーフの判定に、リクエストしたが不発に終わっている。