【名古屋グルメ】王道から進化系まで! 名古屋の「台湾ラーメン」4軒を食べ比べ
●SHOP INFO 店名:台湾まぜそばとカレーうどんのお店 つるりん 住:愛知県名古屋市中区栄4-8-31 四丁目ビル 1F TEL:052-263-0188 営:19:00~10:00 休:なし
シンプル・イズ・ベスト!『南陽倶楽部』の「台湾ラーメン」
続いては、2023年秋にオープンしたばかりの『南陽倶楽部 錦三丁目店』。『南陽倶楽部』は愛知県の刈谷市で行列ができる中華レストランで、一説には「元祖『台湾ラーメン』の『味仙』より旨い」という人もいるそうです。そんな同店が、名古屋屈指の繁華街・錦三丁目に出店したわけですから、やはり「台湾ラーメン」の味わいに期待が高まります。
オーダーし着丼した「台湾ラーメン」からは、辛味と出汁の複雑な香りが漂います。一口スープをすすると、他店の「台湾ラーメン」よりも香味を立たせている印象で、丁寧に調理されているように感じました。『南陽倶楽部』の「台湾ラーメン」は、出汁の香りと味もきちんと立ち上がらせ、黄色い麺に絡むように、緻密に設計された味のように思いました。“錦三丁目なら絶対ここ!” と、こちらもまた激推ししたい「台湾ラーメン」でした。
●SHOP INFO 店名:南陽倶楽部 錦三丁目店 住:愛知県名古屋市中区錦3-19-11 TEL:052-953-6900 営:17:00~2:00 休:日曜・祝日
深夜族に人気!『台湾ラーメン 仙』の「家系meets台湾ラーメン」
続いては、前述の『南陽倶楽部』と同エリアにある『台湾ラーメン 仙 錦店』。朝方まで営業していることもあり、錦界隈の深夜族に人気のお店です。こちらは、家系豚骨スープをベースに使い、従来の「台湾ラーメン」の味わいをより濃厚にしているのが特徴。さっそく筆者もオーダーしてみました。
その部ジュアルは、スープの色がいかにも濃厚な雰囲気を醸し出しています。すすってみると、家系豚骨スープがまろやかで、辛味は比較的マイルドな印象。白い麺とのバランスも素晴らしく、これもまた進化系「台湾ラーメン」の一つ、という印象を覚えました。錦界隈で飲み尽くした後のシメの1杯として欲する味わいだと思いました。