「アイリーン」と名乗る外国人女性から勧められ…SNS型投資詐欺で約1500万円の被害 暗号資産を購入し、別の暗号資産に投資するも引き出せず
被害額約1500万円。 島根県の女性がSNS型投資詐欺で被害にあいました。 島根県警が10日発表したところによりますと、被害にあったのは島根県東部に住む50代の女性です。 女性は今年8月はじめ、SNSを通じて「アイリーン」と名乗る外国人の女と知り合いました。 女は自分のことを「銀行で働く暗号資産の専門家」と名乗り、暗号資産に投資すれば儲かる勧めてきました。女性は勧められるままに、指定された暗号資産取引所から暗号資産を購入。購入した暗号資産を指定された別の暗号資産取引所に振込んで、別の暗号資産を購入しました。 振り込みは合わせて7回で合計約1498万円に上りましたが、さらに1億円の投資を勧められた上、引き出しも出来なかったことから、8月13日に警察に相談。 警察が捜査を行った結果、11月29日、被害届を受理したということです。 島根県内では今年に入り、SNS型投資・ロマンス詐欺が多発しており、10月末現在で被害は56件、およそ5億4000万円あまりにのぼっています。 警察ではSNSやネットで知り合った人からのもうけ話は詐欺の疑いがあり、注意するよう呼び掛けています。
山陰放送