「ジョンニョン:スター誕生」で絶賛!チョン・ウンチェ“短いヘアスタイルは新しい世界”
女優チョン・ウンチェが、「COSMOPOLITAN」12月号のグラビアを公開した。 ドラマ「ジョンニョン:スター誕生」でメラン女性国劇団の王子様ことムン・オクギョンを熱演したチョン・ウンチェは、ファインジュエリーブランド「qeelin」を着用し、シックながら気品のある美しさをアピールした。 「ジョンニョン:スター誕生」の現場でもスタッフや同僚、先輩・後輩俳優たちが王子様と呼んだというほど、「COSMOPOLITAN」の撮影現場でもチョン・ウンチェのカッコよさに、女性スタッフたちが感嘆を隠せなかったという。 チョン・ウンチェは、「カッコいい」「ハンサムだ」という言われることについて、「すごく嬉しいです。キレイだと言われるより、カッコいいと言われるほうが気分がいいですね。カッコいいというのは絶賛だと思いますから。ムン・オクギョンの魅力のおかげで、私もそのように言ってもらえて、本当に嬉しいです」と伝えた。 彼は「現場で演技をしているときも、現場を離れているときも、ずっとオクギョンという愛されるキャラクターを心に抱いているので、いつも多くの同僚やスタッフたちに愛されている気分ですし、撮影している間、ずっと幸せな1年でした。学生時代にスポーツが得意だったり、リーダーシップがあって、女子学生から愛されるキャラクターがいますよね。まるでそのような人物になったような気分でした」とし、笑顔を浮かべた。 チョン・ウンチェは、2023年8月からずっとショートカットであるとし、「思い切って切ってしまったら、切ってよかったと思いました。頻繁に手入れをしないといけませんが、髪を洗ったり乾かしたりするとき、これは完全に新しい世界だなと思いました」と満足感を示した。 彼女は「ジョンニョン:スター誕生」のチョン・ジイン監督からオファーを受けた時、「私が演じてきたキャラクターがだいたい女性的なキャラクターだったので、意外でもありましたし新鮮でした」とし、「今まで自分の短い髪型を見たことがなかったのですが、十分似合いそうだと言ってくださったので、監督の好みを信じてみた結果です」と説明した。 男性よりカッコいい、国劇の中の男役を表現するために、チョン・ウンチェは多くの工夫をした。「最初はどうすれば舞台でもっと大きく見えるか、もっと男性的に見えるか、たくさん悩んだんですけど、むしろ私が男性性のステレオタイプにとらわれているのかな? と思いました。だから、そんなことは忘れて、リラックスした状態でオクギョンが着るような中性的なシャツとパンツを着て、そのような態度で生きていたら、そのような姿が見えると思い、自分自身を信じて任せました。ただ、声はできるだけトーンダウンしたのですが、だんだん落ち着いてきて、今は普段もオクギョンのトーンで話しています。周りから『あ、今、オクギョンみたいだったよ』みたいなことをよく言われるんです。長い間、身体に染み付いたからでしょうか(笑)」 同時にチョン・ウンチェは「パチンコ」のギョンヒや「アンナ」のヒョンジュのようにフェミニンな演技を披露していた女優。女性と男性、どのような顔も演じるときに引き出すことができる秘訣を聞いた。「人は誰でも男性性と女性性の両方を持っていると思うんです。ある部分を拡大して使ったり、ある部分を抑えて使ったりしながら。私はそれを演技でより劇的に表現しただけです。このように様々なキャラクターを演じながら、価値観や好みも実際にもっと広くなりました」 チョン・ウンチェは、「『ジョンニョン:スター誕生』は、撮影期間よりも練習期間が長かったほどなので、一緒に演技を合わせて、スキンシップをして、笑って、そうやって過ごしながら一人一人にすごく愛着がわきました。劇団生活を実際に経験した感じ? (キム)ユネさんとはずっとパートナーとして演技していたら、お互いの目を見ているだけでコンディションがわかるようになりました」と、今でも仲間の先輩・後輩俳優と交流していると伝えた。 最後の質問として、全盛期を迎えているチョン・ウンチェに「女優としてどのような転機があったか」について聞くと、彼女は「私はいつもスタート点にいると思います。新しい作品を演じる現場に行くと、そこは私が今まで知っていた現場や演じたキャラクターではないですよね。再びそこからスタートです。なのでこの仕事はいくらやっても慣れないところもありますし、だから毎日勇気を出さないといけないんです。私がピークに達したと言える時期は、もう少し年を取ってから話したいですね。80代くらい?」と答えた。
ハ・ジウォン