缶コーヒーやカフェのコーヒーを買わずに、全てインスタントコーヒーで済ませるつもりです。1日2杯飲む場合、年間のコーヒー費用はどれだけ浮くでしょうか?
コーヒーが好きで毎日欠かさず飲んでいる人の中には、コーヒー代がかさみ悩んでいる人も多いでしょう。本記事では、缶コーヒー、カフェのコーヒー、インスタントコーヒーにかかるそれぞれの費用を比較するとともに、コーヒー代を節約するポイントを紹介します。
コーヒーの種類による価格の違いを比較
缶コーヒーの価格はメーカーや販売店によって多少の違いはありますが、多くの店舗では125~140円ほどで販売されています。毎日2杯飲む場合、年間で9万1250~10万2200円ほどかかります。 カフェのコーヒーの価格は、以下表1のとおりです。 表1
出典:各公式サイトより筆者作成 カフェのコーヒーの中で最も安い250円のコーヒーを1日2杯飲むと、年間で18万2500円もの費用がかかります。 次に、インスタントコーヒーの価格は、以下表2のとおりです。 表2
出典:通販サイトより筆者作成 例として、200グラムで708円のインスタントコーヒーを使用してコーヒーを作った場合、1杯あたりいくらくらいになるのかを計算してみます。コーヒー1杯あたりに使用するインスタントコーヒーの量は約2グラムで、200グラムでは100杯のコーヒーを作れるため、1杯あたりの価格は約7円になります。 1日2杯飲むと、年間で5110円の出費です。インスタントコーヒーを1年間飲めば、缶コーヒーよりも8万6140~9万7090円お得になり、カフェのコーヒーと比較すると17万7390円もお得です。 コーヒーを毎日飲む人や1回に数杯飲む人は、インスタントコーヒーを利用すれば大きな節約効果が得られるでしょう。
コーヒー代を節約するポイント
ここでは、コーヒー代を節約するためのポイントを紹介します。 ■スーパーやドラッグストアで購入する コーヒー代を節約するなら、スーパーやドラッグストアで商品を購入しましょう。スーパーやドラッグストアは、コンビニよりも比較的安い価格で商品が販売されています。また、定期的にセールやキャンペーンが行われており、お得に購入するチャンスが多くあります。自分のお気に入りのコーヒーが一番安く販売されているのはどの店舗か確認してみるとよいでしょう。 ■マイボトルでインスタントコーヒーを持ち歩く コーヒー代を節約するなら、マイボトルでインスタントコーヒーを持ち歩くのがおすすめです。先述したように、インスタントコーヒーは1杯あたりの価格が約7円と、カフェのコーヒーや缶コーヒーと比較すると大幅に安い価格です。毎日カフェでコーヒーを飲む習慣があると、費用がかさみますが、自宅でコーヒーを用意することで大きな節約につながります。 また、インスタントコーヒーはコストパフォーマンスがよいだけではなく、自宅やオフィスでも手軽に準備できる魅力があります。インスタントコーヒーとお湯があれば、どこでも、淹れたてのコーヒーを味わえます。 なお、コーヒーを持ち歩く際は、保温機能のついたマイボトルがおすすめです。インスタントコーヒーは、大容量パックのものを選べばさらにコストを抑えられます。自宅でコーヒーを準備して、コーヒー代を大幅に節約しましょう。
コーヒー代を節約するならインスタントコーヒー
コーヒーにかかる費用を節約したいと考えている人は、インスタントコーヒーの活用を検討してみてください。缶コーヒーを購入するよりも年間8万6140~9万7090円、カフェを利用するよりも年間17万7390円もお得になります。長く続けるほど費用差は大きくなるため、節約を考えるなら早めの切り替えがおすすめです。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部