生誕70年記念コントライブのチラシでファイティングポーズを決める小倉久寛（右）と三宅裕司

俳優の小倉久寛（70）が来年2月21日から東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで生誕70年記念コントライブ「ザ・タイトルマッチ3　お楽しみはこれからだ～You　ain’t　heard　nothin’yet～」（同3月3日まで）を開催することが5日、発表された。 2015年の還暦コントライブ以来、10年ぶりのコントライブ。劇団スーパー・エキセントリック・シアターの看板役者として座長の三宅裕司（73）の片腕を担ってきたが、10月26日に古希を迎え、初めてツッコミに挑戦する。 この日、公開されたチラシでは小倉と三宅がボクシングのファイティングポーズをとったカットを掲載。小倉は1カ月トレーニングを重ねて挑み、三宅は2日間の筋トレのみで撮影に臨んだ。 記念ライブに小倉は「どうやら三宅さんがボケ、僕がツッコミのコントがあるみたいです。とにかく、揚げ足を取るのが好きな三宅さん。45年間の舞台の上と言わず、普段と言わず、揚げ足を取られ、つっこまれ、いじられまくってきました。この45年間のお返しをするべく（＝恨みをはらすべく）、全身全霊のコントに臨みます。無になって、隙を作りまくって、つっこまれまくろう」とコメント。 三宅は「小倉が初めてツッコミにチャレンジするコントが1本だけあるそうですが、果たしてうまくいくんでしょうか？　45年を超える付き合いなので、どんな時に、どんな発想で、どういう表情で、どういう間でボケて来るのかすべて解（わか）っている。先廻りして仕掛けて予想通りにボケてきた小倉に、まずは最高のツッコミ芸をたっぷり見せてあげよう」と余裕たっぷりだ。