訂正:エヌビディア、時価総額で世界トップ AI開発競争進む中で大きな勝者に
米半導体大手エヌビディアの時価総額が18日、3兆3350億ドルに達し、マイクロソフトを抜いて世界首位となった。エヌビディアは人工知能(AI)向け半導体市場で80%超のシェアを握り、需要が供給を上回る状況となっている。 高性能プロセッサへの需要の高まりを背景に、米半導体大手エヌビディアは18日、世界で最も価値の高い企業になった。同社はアップルの時価総額を追い抜いてわずか数日後、マイクロソフトからその座を奪った。 マイクロソフトの年初来株価が約19%上昇したのに対し、エヌビディアは約173%上昇。同社製品への需要は、供給を上回る状態が続いている。 テクノロジー大手のマイクロソフト、メタ・プラットフォームズ、そしてグーグルの親会社アルファベットは、AIコンピューティング能力の構築を競っている。だがエヌビディアは、AI向け半導体市場シェアの80%以上を占めており、急成長するAI開発において大きな勝者となっている。 同社は最近10対1の株式分割を行い、個人投資家の間で魅力を高めた。同社の時価総額が1兆ドルから2兆ドルに倍増したのは今年2月。その間、わずか9カ月だった。さらに今月初めには3兆ドルに到達した。 *社名を訂正して再送しました。