名付けて「フジイノミクス」 藤井聡太八冠(21)の経済効果は?「勝負めし・おやつ」だけじゃない!
(柳沢アナウンサー) そうなんです。日本将棋連盟がアマチュア棋士の段位を公認する「免状」というものなんですが、これは、ときの日本将棋連盟の会長と、名人・竜王の実質のサイン、署名が入るものなんですが、今の会長は羽生善治九段(53)、そして名人・竜王は藤井さんということで、お2人の自筆が入るということで、申請が殺到してるそうなんです。 (若狭キャスター) “申請”ということは、その免状を持ってないと活動できないというわけではないんですね。 (柳沢アナウンサー) はい。段位を取得した人が、ご自身で申請をすることになっています。 (若狭キャスター) 今たまたまそのお2人が、会長であり名人・竜王であるということなんですよね。 (柳沢アナウンサー) そうなんです。ですから今、免状の申請が人気なんです。 (若狭キャスター) 初段の免状が3万3000円、六段だと27万5000円…結構お値段が安くはないと思うんですが。これ、今このお2人だから値上げしたとか、そういう訳ではないんですよね。 (柳沢アナウンサー) 違います。令和元年(2019年)の10月からこの価格になっているということですけれども、それだけ名誉ある段位ということなんでしょうね。 (若狭キャスター) 藤井聡太八冠の影響力というのは、改めてすごいですね。 ■藤井八冠が駅長に…「将棋とれいんプロジェクト」 (大石アンカーマン) はい。そしてその先はどうかということで、その先の大盤振る舞いの2つご紹介します。まず1つ目なんですけれども、藤井八冠が地元の名鉄瀬戸線とコラボした「将棋とれいんプロジェクト」です。 駅長姿の藤井八冠が地元の小学生たちと触れ合ったスペシャル企画もあった「将棋とれいん」。運行は終わりますけれども、次なる一手があるんです。それは名鉄瀬戸線沿線の学校に、プロ棋士を派遣すること。これ、条件が整えば、藤井八冠も来るかもしれないということです。 そしてもう1つ、名鉄瀬戸線沿線の小学校に、将棋セットをプレゼントする。これ、駒の動かし方までわかる将棋セットなんですよ。やはり将棋のファンの裾野を広げたいという思いがあるわけですよね。
そしてもうひとつその先なんですけども、それがきょうの「大石の視点」、「GO グローバル」です。“将棋も世界へ”ということなんですね。藤井八冠は今、中国でも人気ありますし、東南アジアでも人気なんですよ。これタイトル戦もベトナムで行ったりもしています。 これから日本は人口がどんどん減少していきます。そんな中で、市場を世界に広げたいという、そういう思いもあるようなんですよね。そう考えると、将来的には「日本人プロ棋士 VS 外国人プロ棋士」、相撲界のようなことがもしかしたら起きるかもしれない。そんなこと考えてます。 (若狭キャスター) 今後も藤井聡太八冠から目が離せませんね。
CBCテレビ
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