伊藤洋輝、11月の日本代表活動も不在か…バイエルンSD「もう少し時間がかかる」
年内の日本代表戦は欠場か
バイエルン・ミュンヘンDF伊藤洋輝は、復帰が来月後半以降となるかもしれない。クラブのクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)が明かしている。 2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選) 試合日程・結果・順位表 今夏にシュトゥットガルトからバイエルンへ加入した伊藤だったが、7月末のプレシーズンマッチで中足骨を骨折。当初は全治2~3カ月と伝えられ、今月4日にはボールを使ったトレーニングを再開しており、チーム合流への期待が高まっていた。しかし14日には太ももを痛めて練習を切り上げたと伝えられ、22日にはランニングを再開したようだが、復帰に暗雲が立ち込めていた。 そんな伊藤の状態について、マインツ(DFBポカール2回戦)とのアウェーマッチに向けた記者会見に出席したフロイントSDが言及。「ヒロキはちょっとした問題で後れをとったが、今はまたグランドに戻り、ランニングをしている」と語ると、「彼が(11月の)インターナショナルウィークまでさらに前進できると楽観視しており、その後には徐々に(チーム練習に)参加できるようになることを願う。それまではもう少し時間がかかる。今後数週間は、問題なくやれるように取り組んでいかなければならないだろう」と続けた。 なお日本代表は、年内最後となる11月のインターナショナルウィークで、15日にはインドネシア代表(アウェー)と、19日には中国代表(アウェー)と対戦する予定。ワールドカップ・アジア最終予選の重要なゲームを控えているが、伊藤が招集される可能性は低いかもしれない。