ストレイキッズ、パパラッチから「無感情のロボットみたい」メットガラで浴びた失礼発言に「人種差別」と物議
現地時間2024年5月6日、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されたメットガラ(Met Gala)2024。韓国の人気ボーイズグループ・ストレイキッズが出席し、K-POPグループとして初めてとなるメンバー全員でのメットガラデビューを華々しく果たした。そんななか、会場で起きたある出来事がSNS上で物議を醸している。 【写真】BTS、ASTRO、セブチにスキズも!K-POP男性アイドルの筋肉図鑑
問題となっているのは、ストレイキッズがレッドカーペットに登場したシーン。写真撮影をするパパラッチたちの様子が動画で拡散され、「彼らは全部で何人なんだ?」「もっと近づいて」などの声がおさめられている。撮影が終盤に差しかかると「人生で初めてこんなにも感情のない顔を見た」「ロボットみたい」「みんなその場でジャンプして!」という配慮に欠けた発言も。
これに対し、SNS上では「失礼すぎる」「アジア系への人種差別」「レッドカーペットではクールな表情をして当たり前」「英語がわかるメンバーもいるのに」など、パパラッチたちへの批判が殺到。「韓国の有名アーティストがアメリカで成功するのに、2024年になってもまだこれほど不公平や不寛容を乗り越えなければならないのか」という、エンタメ業界全体の課題を指摘する声も少なくない。
世界各国から豪華セレブたちが集結するファッションの祭典、メットガラ。カオティックかつ騒がしい空間のなかで一瞬のシャッターチャンスを逃すまいとパパラッチたちが必死になるのも当然だけど、被写体となる相手に心ない言葉を投げかけるのはナンセンス。ストレイキッズが成し遂げた偉業に水を差すような事件となってしまったけれど、さまざまな困難を乗り越え、世界を舞台にますますパワーアップする彼らの活躍から今後も目が離せない。