「マジで最悪。視界が狭まるし、汗が溜まる」鼻骨折のエムバペ、マスクにウンザリ「腹立たしいけど感謝するしかない」【EURO】
「まさかこんな目に遭うなんて」
フランス代表FWキリアン・エムバペが、現地時間7月1日に行なわれるEURO2024のラウンド16、ベルギー戦を前に取材に対応。“もう1つの戦い”を明かした。英公共放送『BBC』が伝えている。 【画像】エムバペ、デ・ブライネ、ペペ...EUROのGSベストイレブン 25歳のキャプテンは、オーストリアとのグループステージ初戦(1-0)で鼻を骨折。オランダ戦(0-0)は欠場し、ポーランド戦(1-1)で鼻を守るマスクを着けて復帰した。 やはり異物には慣れず、不快極まりないようだ。 「まさかこんな目に遭うなんてね。マスクを着けてプレーするのは本当に最悪だ。マスクを変えてみたりもしたよ。毎回、何かしっくりこなかったんだ。本当に難しいよ。視界が狭くなるし、汗が溜まってしまうから、拭うために外さないといけない」 今すぐにでもマスク生活とおさらばしたいところだが、もう少し我慢が必要だ。 「外せるようになったらすぐに外すつもりだけど、選択の余地はない。今大会はこういう感じになる。そういうプレーしかできないんだ。本当に腹立たしいけど、マスクに感謝するしかない」 2012年からレ・ブルーを率いるディディエ・デシャン監督はポーランド戦後、「マスクを着けるのには慣れが必要だ」と諭した。エムバペの順応性は、ベルギー撃破に向けて重要なポイントだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部