石丸幹二が猿之助代役で映画「緊急取調室」年内にも再撮影、来年以降公開へ
歌舞伎俳優の市川猿之助(48)が両親の自殺を手助けした罪で逮捕(後に懲役3年、執行猶予5年の判決)されたことで、公開を延期していた映画「緊急取調室 THE FINAL」(常廣丈太監督)が、石丸幹二(58)を代役に迎えて再始動すると16日、配給の東宝などが発表した。 当初の公開予定日から1年後のこの日、公式サイトが更新され、企画の再始動を発表。本作で猿之助は総理大臣役を演じていたが、再始動に伴う物語の詳細や、公開日は明らかにしていない。関係者によると、今後は年内にも再撮影を行い、来年以降の公開を目指す。 本作を巡っては昨年5月の猿之助の事件や、同6月には、映画と連動した単発ドラマに出演していた永山絢斗(35)が大麻取締法違反で逮捕されるなど受難が続いた。それでも「2014年から続いたシリーズの集大成。お蔵入りを避けたいという思いは皆、一致していた」(関係者)と代役や撮影日程の調整を続けていた。 主演の天海祐希(56)は「大変お待たせしてしまいました。色々なことをバネにして、パワーアップしたキントリの“ベストの作品”をお届けします」と宣言。「石丸さんとキントリメンバーでぶつかり合えることにも胸を躍らせています。面白くなってきたじゃない!」と、作中のセリフを交えて意気込んだ。
報知新聞社