日本サッカー協会の宮本恒靖会長

　ドイツで開催中の「UEFA EURO 2024 サッカー欧州選手権」の準々決勝4試合が日本時間で7月6、7両日に行われ、WOWOWで生中継される。準々決勝を前に、日本サッカー協会の宮本恒靖会長が、今大会のここまでの印象やベスト8の注目試合を展望した。 【写真特集】安藤咲桜、サッカーで汗をかき、抜群のスタイルを披露！

　準々決勝の組み合わせは、7月6午前0時45分から「スペイン vs ドイツ」▽7月6日午前3時45分から「ポルトガル vs フランス」▽7月7日午前0時45分から「イングランド vs スイス」▽7月7日午前3時45分から「オランダ vs トルコ」。いずれもWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで生放送・ライブ配信される。

　宮本会長は、元日本代表主将。今年3月に戦後最年少の47歳で日本サッカー協会の会長に就任した。WOWOWは、7月6日未明の生中継番組の中で、VTR出演する宮本会長のインタビューを詳しく放送・配信。注目選手や優勝予想はもちろん、「UEFA EURO」で感じた現代サッカーのトレンド、今後の日本サッカーの展望などを語る。

　◇宮本会長のインタビュー内容の一部は以下の通り。

　ーー今大会もベスト16まで終わりましたが、大会全体の率直な感想としてはいかがですか？

　宮本会長　いわゆるサッカー大国と言われている国が苦しんでいる印象です。ダークホースのような国がチーム一丸となって戦ってしっかり結果も出していますね。あとはスタジアムの雰囲気が素晴らしい。自分のチームを応援するたくさんのサポーターであふれていてすごくいい雰囲気で行われているなと思って見ています。

　ーーベスト8がそろいましたが、印象に残っているチームはありますか？

　宮本会長　戦術的に洗練されているいいチームが多いなという印象です。やはり分析というものが浸透しているなと感じます。なかでもスイスやスロバキアもいいチームだと思います。守備においても攻撃においても、とても丁寧にサッカーをする国が多いと思います。また、いまのサッカーのトレンドとして、攻撃の部分でしっかりと自チームのゴールキーパーを使ってビルドアップすることをどのチームも行っていると思います。