事件のツケで支払う大きな代償...アンドルー王子、兄チャールズ3世からの手当てを正式に打ち切られる
この記事はmadameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。 チャールズ3世は、アンドルー王子に支給されていた年間120万ユーロ(約1億9800万円)の手当の廃止を決定。これによりアンドルー王子はロイヤル・ロッジの住居を離れることを検討せざるを得なくなった。 【動画】バッキンガム宮殿が、ガン治療中のチャールズ3世の元気そうな様子を投稿 チャールズ3世は重要な決断を下した。『デイリー・メール』が入手したジャーナリスト、ロバート・ハードマンの伝記『Charles III : New King. New Court(原題)』によると、国王チャールズ3世は弟アンドルー王子への支援を断ち、年間約120万ユーロの手当を廃止したとされている。この手当は、エリザベス女王のお気に入りであるアンドルー王子が、ウィンザーのロイヤル・ロッジでの生活費や住居費を賄うためのものだった。 2019年にジェフリー・エプスタインとの関係やバージニア・ロバーツ・ジフレに対する性的暴力の告発により、公式の職務から外されたアンドルー王子は、この手当によって自らの地位を維持していた。しかし、今やその支援が断たれたことで、維持費や安全対策にかかる高額なコストのために、住居を離れざるを得ないかもしれない。さらに、ある情報筋はタブロイド紙に対し、王が王室の財務責任者に対して、これらの経費を停止するよう求めたと述べている。その金額は膨大だ。「アンドルー王子は、もはやチャールズ3世にとって経済的支援の対象ではなくなった」と、その情報筋はメディアに語っている。
人生における教訓?
この制約により、チャールズ3世は弟に支出を削減するよう促しており、アンドルー王子はハリー王子とメーガン夫人が以前住んでいた、より質素な居住地であるフロッグモア・コテージへの引っ越しも検討している。この決定は、王室の近代化を目指すチャールズ3世の意向に沿ったものであり、公的な職務を担わなくなった王族に対する特権や手当の見直しにおける新たな一歩を示している。 translation: Hanae Yamaguchi
text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)