仙台・若林の飲食店で営業時間外狙う「出店荒らし」相次ぐ
仙台市若林区の飲食店で窓ガラスが割られ、現金が盗まれるなどの被害が相次いでいたことが13日、分かった。いずれも定休日前後の12日の被害で、県警は営業時間外の店舗を狙う「出店荒らし」とみて調べている。 被害に遭った店の一つは調理場の窓ガラスが割られ、店内が荒らされたり、レジのカギが壊されたりした。店によると、12日午前3~4時ごろ、付近の住民が「ガラスを割る音がする」と110番した。 店は前日の11日が定休日だった。男性経営者は「休みの店を調べて狙っているのか。気持ち悪い」と話した。 別の飲食店でも同様の被害が確認された。店の説明では、トイレの窓ガラスが割られ、レジの中にあった現金約3000円が盗まれた。13日が定休日だった。 市内では12日、太白区長町5丁目の洋菓子店も窓ガラスが割られた。仙台南署の捜査で、店内のレジから現金数万円が盗まれていたことが分かった。同日は店の定休日で、署は窃盗事件として捜査している。
河北新報