ソシエダにとっては痛手だった 苦戦するビジャレアルで輝く大型FWセルロートの実力
ここまで8ゴールと活躍中
2021-22、2022-23シーズンと、ノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートはレアル・ソシエダでプレイした。 これはライプツィヒからのレンタル移籍だったのだが、その契約も昨季で終了。今季のセルロートは、ライプツィヒから同じスペイン1部のビジャレアルへとレンタル移籍している。 昨季はソシエダの得点源としてリーグ戦12ゴール3アシストを記録しており、ソシエダにとってセルロートを失うのは痛手だったはずだ。 実際、セルロートはリーグで14位と苦しむビジャレアルでここまでリーグ戦8ゴールを記録している。トルコのトラブゾンスポルでプレイしていた頃はリーグ戦24ゴールを記録していたが、5大リーグでのキャリアハイは昨季ソシエダで記録した12ゴールだ。 今季はそれを超えることも不可能ではなく、28歳を迎えたセルロートは5大リーグでも戦える大型ストライカーとして地位を確立しつつある。 ビジャレアルはリーグ戦22試合を消化してリーグワースト2位となる45失点を喫するなど守備が崩壊していて、それを懸命に攻撃陣がサポートしている状況だ。セルロートの得点力も大きな力となっており、セルロートをレンタルで迎えた判断は正解だ。
構成/ザ・ワールド編集部