志賀草津高原ルート 悪天候も…心待ちにした開通【長野】
雪の壁の隙間を進む、今だけの景色です。冬の期間閉鎖されていた「志賀草津高原ルート」が開通し、観光地の活性化に期待がかかります。 横殴りの雨の中。山ノ内町のゲート前に開通を待つ車が列をなしていました。 ■神奈川から 「普段なら向こうの北アルプスの山がきれいに見えるので、そういうのをこの季節に見に来ます」 Q何時からいた? 「4時半くらいですかね」 ■上田市から 「ほぼ毎年楽しみにしているので、毎年恒例の行事みたいになっている」 志賀高原と群馬県の草津温泉を結ぶ「志賀草津高原ルート」。11月から冬の期間は通行止めになっていて、春の訪れとともに開通します。多くの人の目的は、この「雪の回廊」です。 ■記者 「今の時期しか見られないこの雪の壁は私の身長の倍以上もあります。まさに雪に包まれているような感覚です」 高さは去年と同じ、最大4m。2008年には最大11mありました。暖冬傾向で年々、壁は低くなっています。加えてあいにくの天候。 それでも、訪れる人がいました! ■東京から 「こればっかしはあれなんですけどね、でもかえって空いていてよかったです。関東圏でもこういう所があるんだって、立山とかあっちの方に行かないと無いものかと思った」