健診推進、宜野湾市に各15万円分の商品券を寄付 サンエーと野嵩商会 沖縄
【宜野湾】サンエーと野嵩商会は1月25日、宜野湾市野嵩の同市役所を訪れ、両社がそれぞれ経営するサンエーとユニオンの商品券15万円分(計30万円分)を市に寄贈した。2022年度に続き2回目。市は23年度の「宜野湾市GO!GO!とくとく特定健診キャンペーン事業」の特典として活用する。 【写真】生活習慣、一歩ずつ改善を 高血圧対策の重要性を訴え 沖縄で健康フォーラム
市は国民健康保険加入者の健康づくり、生活習慣病の発症と重症化予防に努めようと、同事業を実施する。特定健診を受診した市民全員にサンエーとユニオンの商品券計3000円分を提供している。今回の寄贈分はダブルチャンスとして、受診者のうち23年4月1日~9月30日の早期受診者を対象に、抽選で30人に各社の商品券のうち、どちらか1社の商品券1万円分を追加で提供する。市によると3月末までに当選者に配布する予定。 市によると、ダブルチャンスを導入した22年度の特定健診受診率は、これまでの過去最高値である16年度の34.3%から1.7ポイント増の36%だった。県内11市中、名護市に次ぎ4番目に多い受診率となった。県平均は34.5%だった。 松川正則市長は「22年度は過去最高値の36%となる受診率で、県平均も上回り驚いている。特定健診で病気の早期発見につながり、市民がハッピーになれればと思う」と寄贈に対して感謝した。
サンエーの豊田沢常務は「キャンペーンをきっかけに市民の健康意識が高まっていることは、市民生活に密着した企業だからこそうれしい」と述べた。 野嵩商会の仲村知充専務は「市民が健康だと市が盛り上がる。市民の健康増進のために協力できることがうれしい」と述べた。 (名嘉一心)
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