【速報 ジロ・デ・イタリア2024】ポガチャルが2日目にしてマリア・ローザ獲得、三大ツールで区間優勝/第2ステージ
ポイント賞 1 フィリッポ・フィオレッリ(イタリア/VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ)42 Pts 2 タデイ・ポガチャル(スロベニア/UAEチームエミレーツ)27 Pts 3 ジョナタン・ナルバエス(エクアドル/イネオス・グレナディアーズ)25 Pts
山岳賞 1 タデイ・ポガチャル(スロベニア/UAEチームエミレーツ)51 Pts 2 ダニエル・マルティネス(コロンビア/ボーラ・ハンスグローエ)26 Pts 3 リリアン・カルメジャーヌ(フランス/アンテルマルシェ・ワンティ)20 Pts
ヤングライダー賞 1 キアン・アイデブルックス(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)in 07h 09' 23'' 2 アレックス・ボーダン(フランス/デカトロン・AG2Rラモンディアル)+ 00' 44'' 3 マウリ・ファンセヴェナント(ベルギー/スーダル・クイックステップ)+ 00' 48''
チーム総合順位 1 ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)in 21h 29' 51'' 2 イネオス・グレナディアーズ(イギリス)+ 00' 32'' 3 アスタナカザクスタン(カザフスタン)+ 00' 46''
リタイア 173ロベルト・ヘーシンク(オラン/ヴィスマ・リースアバイク)
5月6日(月)第3ステージ ノヴァーラ > フォッサーノ 166 km(平坦 ★★☆☆☆/獲得標高 750 m) お待ちかね、ピュアスプリンターたちの2024年ジロが、大会3日目にしてようやく本格始動する。道の果ての1300mの長い平坦路では、熱く、激しく、ゴージャスな大集団フィニッシュが繰り広げられるに違いない! かつてマリア・ローザを2度持ち帰り、昨秋ジロの殿堂入りを果たしたジュゼッペ・サロンニの生まれ故郷ノヴァーラから、フラットな1日は始まる。コース上に組み込まれた山岳は、小さな小さな4級ひとつ。むしろグランツール序盤特有のナーバスさと、市街地に点在する中央分離帯やスピードバンプなどの安全設備のほうが、巨大なプロトンにとっては障害となりそうだ。 ラスト4.5kmから3kmまでの坂道と、そこへ向けての場所取りは、恐ろしく熾烈なものとなるだろう。平均勾配は5.3%と決して易しくなく、しかも2つのヘアピンカーブを含むいくつかのコーナーが待ち受ける。もちろん落車分断を恐れる総合勢たちも含めて、各チームは総出で隊列を走らせるだろうし、奇襲での攪乱作戦も見られるかもしれない。 無事に坂を上り終えたら、残りはほぼ完璧な平坦路。フィニッシュ手前1.3kmの鋭角コーナーを好位置で抜け出し、フォッサーノの町を一直線に貫く道路でトップスピードに乗りたい。
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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