復活だョ「8時だョ!全員集合」ドリフ伝説の番組がよみがえる 最高視聴率50・5%の“お化け番組”
ザ・ドリフターズが出演し、1969年から16年間にわたってTBS系で放送された伝説のバラエティー番組「8時だョ!全員集合」が、3時間半スペシャル「今夜復活!8時だョ!全員集合 不適切だけど笑っちゃう!ドリフ伝説コントBEST20!」(16日・後6・30)として復活することが8日、分かった。 【写真】国民的グループだったザ・ドリフターズ 若かりし日のメンバーが懐かしい 16年間での放送回数は全803回にのぼり、日本のバラエティー史上にさん然と輝く、最高視聴率50・5%を誇った“お化け番組”が、令和に帰ってくる。 番組は「全員集合」の初回公開収録が行われた東京・三鷹市公会堂に全国から観覧者500人を集め実施。カンニング竹山(53)、WEST.の桐山照史(35)、小学生代表の永尾柚乃(7)らとともに、巨大スクリーンで数々のコントを観賞し、会場の投票によって選ばれた傑作コントを放送する。時代と世代を超えた面白さがよみがえるとともに、ドリフターズのメンバー・加藤茶(81)、高木ブー(91)の2人も登場し、今だから語れる「全員集合」の裏話も披露する。 また「全員集合」終了後に、その哲学を受け継ぐ形で放送された、加藤と志村けんさんによる「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の傑作選も放送。当時のメインコーナーは2人が探偵にふんした「THE DETECTIVE STORY」。巨額の予算を使い、時にヘリコプターを使ったカースタントや、大人数のエキストラを動員した大型ロケを敢行しており、現在では実現不可能と言われる度肝抜く名場面が映像で復活する。 ◆8時だョ!全員集合 1969年10月に放送がスタート。ザ・ドリフターズが出演し、高い人気を獲得した。「オイッス!」や「志村、後ろ!」など当時流行した数々の名フレーズやギャグを生み出し、73年4月に記録した番組最高視聴率50・5%は、日本のバラエティー番組史上トップ。フジテレビ系の「欽ドン」、「ひょうきん族」などと激しい視聴率争いを繰り広げた。放送の多くが生放送や公開収録で行われ、停電などのトラブルがそのまま放送されたこともある。