“最強ブロマンス”の絆に翳り…イ・ジェウク“テオ”&イ・ジュニョン“イナ”のすれ違いに視聴者も「目が離せない!」<予期せぬ相続者>
強烈な野心を胸に秘めた3人の若者が巨大財閥一族に危険なプロジェクトを仕掛けていく「予期せぬ相続者」の第5、6話が3月13日に配信された。強い信頼関係で結ばれていたハン・テオ(イ・ジェウク)とカン・イナ(イ・ジュニョン)だが、ここにきてその絆に翳(かげ)りが…。誰も信じられないスリリングな展開の中、次第にもつれ合うテオ、イナ、ヘウォン(ホン・スジュ)の関係性が視聴者を引き込んだ。(以下、ネタバレがあります) 【写真】圧倒的ビジュアル!メインキャストを務めるイケメン2人&美女の3ショット ■イナ、初めての大役を任される 「予期せぬ相続者」は、非道な父親を見返したい天才・テオ(ジェウク)、巨大財閥一族からつま弾きにされた孤独な婚外子・イナ(ジュニョン)、そして借金まみれの人生と決別したいヒロイン、ナ・ヘウォン(ホン・スジュ)が手を組み、のし上がっていく姿を描くリベンジミステリー。 大財閥カンオグループを手に入れるため、それぞれの立場からカンオ本社の中枢に食い込んでいくテオとイナ。テオは会長秘書から本部長に出世、イナも総括室長となり、その計画は着々と進んでいた。5話では、父親であるカン・ジュンモ会長(チェ・ジノ)からグループ企業の売却交渉という大役を任されたイナがテオと共に交渉に向かうエピソードが、6話ではテオが何者かに襲われ大けがをする展開が描かれた。 ■「主役はお前だ」 テオは、イナに売却交渉の件を伝え、「お前の初舞台だ。汚い手は使わず正攻法で成功させればみんなに認められる。主役はお前だ」と真っすぐな言葉で背中を押した。だがイナは、テオが「絶対なしだ」と言っていた“汚い手”をテオには内緒で使い、交渉を有利に進める。イナに自分のすべてを懸け、絶対に失敗させたくない一心のテオと、早く手柄を得たいイナ。固かった2人の団結に、少しずつほころびが見え始めた。 「ドドソソララソ」(2020年)や「還魂」(2022年)といった主演作で実力を蓄えてきたジェウクが作り上げたテオは、クールで隙のない完璧人間である一方、唯一心を許したイナには真っすぐで熱い言葉を投げ掛ける。そして、天真らんまんな笑顔の裏にもう一つの顔が見え隠れするイナを演じているのは、「D.P.-脱走兵追跡官」(2021年)シーズン1やドラマ「マスクガール」(2023年)などの話題作に出演しているジュニョン。2人のライジングスターが、後戻りできないスリリングな出世ゲームの渦中で少しずつ道を狂わせていくテオとイナの微妙な関係性を熱演している。 運命共同体であるはずの2人に少しずつ見え始めた溝に、視聴者からも「テオとイナの間に溝が…こんな時が来ると予想はしてたけどつらい」「変わってしまったイナ…また別の野心が芽生えたのか」「テオイナのブロマンスもう見られないの!?」「会社の人間模様からも、テオとイナとヘウォンの三角関係からも目が離せない!」といった声が上がった。 ■衝撃ラスト…血まみれのテオ、手には凶器が さらに6話では、テオが何者かに襲われ生死の境をさまよう展開も。自分と似たテオに引かれながらも平然とイナとの結婚を進めるヘウォンにも、裏の顔がありそうだ。そして極め付きは6話ラスト、凶器を握り、血まみれで目覚めたテオの衝撃シーン。1話冒頭でも描かれたシーンの真相が本編で明かされていく。 第4話ではカンオの後継者候補であるカン・ソンジュ(イ・ジフン)を失脚させ、イナを“会長の3人目の息子”として世間に広く知らしめる賭けに勝ったテオ。テオとイナが互いを信頼しながら快進撃を繰り広げる姿を再び見ることはできるのだろうか。 「予期せぬ相続者」は、ディズニープラスのスターにて毎週水曜に2話ずつ独占配信(全12話)。次回は3月20日(水)に第7、8話が公開となる。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部