社会福祉法人母子育成会が来年解散へ 元理事長の横領問題
tvkニュース(テレビ神奈川)
元理事長による多額の横領が問題となっている川崎市の社会福祉法人「母子育成会」が、来年にも解散する見込みであることが分かりました。 川崎市川崎区の社会福祉法人「母子育成会」では、ことし3月まで理事長を務めていた男性が、少なくともおよそ8億4600万円を横領していたことが発覚。 業務上横領の疑いで告訴状を提出し、8月に受理されています。 法人は、市内を中心に特別養護老人ホームや認可保育所など6つの施設を運営していましたが、介護事業をことし7月、児童福祉事業を先月、横浜市内の同じ社会福祉法人に譲渡したということです。 法律上、財産がない場合、法人として存続できないことになっていますが、ことし9月に母子育成会側から市に相談があり、今年度まで存続を認めたとしています。 市は、元理事長の横領問題が片付き次第、速やかに解散するよう求めていて、母子育成会は来年にも解散する見込みです。
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