「ちょっと昔のくらしの道具」展 20日から館山市博物館(千葉県)
館山市立博物館で20日から、「ちょっと昔のくらしの道具」と題した収蔵資料展が開催される。家電や生活道具、写真など約100点を展示。時代の流れとともに変わっていく暮らしの様子を紹介する。27日と8月7日には学芸員による展示解説会もある。9月8日まで。 常設展では見られない、100年ほど前から現代までの生活道具について、夏休みの小学生らに知ってもらうのが目的。子どもの親や祖父母の世代には懐かしい品々もあり、暮らしの道具の移り変わりについて世代をまたいで話題にでき、学べる内容になっている。 展示品は、住民や団体などから寄付されたものがほとんど。一般家庭で使われていたとされる「氷式冷蔵庫」や「蓄音機」(いずれも明治後期~昭和中期)など、約100点が展示される。実際に道具に触れるコーナーもあり、レコードやカセットテープの再生体験などができるという。 展示の担当者は「子どもにとっては初めて見るものや触るものも多いはず。大人には懐かしい道具もあると思うので、時代とともに変わった暮らしを振り返ってほしい」と話している。 午前9時~午後4時45分。月曜日休館(祝日の場合は翌日)。一般400円(館山市民200円)、小中高生200円(同100円)。館山市民の65歳以上は無料。学芸員による展示解説会は、両日とも午後1時半~2時半。 問い合わせは、同館(0470―23―5212)へ。