【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、ここ数年のメジャーリーグでの活躍により、世界で最も注目される選手の一人になった。しかし、あまりオープンにしてこなかった事で、高い注目度とは裏腹に知られていない事は多い。謎のベールを脱ぐべきだと、米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　水原一平氏が大谷の通訳を務めていた頃は、大谷のプライベートな事が明るみに出ることは少なく、2月29日に電撃的な結構発表を行うまで、誰も結婚を予感する者はいなかった。ただ、水原氏が解雇されて以降、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督が緩衝材が無くなったと発言したり、コミュニケーションが円滑になったことを示唆するなど、オープンに会話できるようになったとの声が挙がっている。 　ヘイマン記者はタイトルに「大谷は謎のベールを脱ぐべきだ」とつけ、「大谷は史上最も注目され、最も報道された選手だ。しかし、私たちは、彼の成績と野球愛以上のことはまだ知らない。冗談ではなく、最も観察されていた野球選手は、チームメイトでさえ交際相手を知る前に結婚を知らされたのだ」とし、「彼が信頼していた一人の男が、まさに避けるべき相手であることが判明したことを考えれば、誰もが素晴らしい松井秀喜のようにオープンになるわけではない。しかし、選手たちは、大谷が素晴らしく魅力的なチームメイトであることを示唆している」と伝え、大谷がよりオープンになる事に期待する様子を見せた。