数多くの選手や指導者育成に尽力した飯田藍さんが死去 [テニス]
数多くの選手や指導者育成に尽力した飯田藍さんが死去 [テニス]
日本女子テニス連盟名誉会長で公益財団法人日本テニス協会顧問、そして元副会長の飯田藍(いいだ・あい)さんが21日、くも膜下出血のため死去した。85歳。 飯田さんは1939年1月1日生まれ、大阪府大阪市出身。大阪女学院高等学校卒。1960年全日本選手権混合優勝、62年同大会複優勝など選手として活躍したのち指導者となり、選手育成に尽力。また、日本女子テニス連盟の創設者のひとりとして、日本女子テニスと、さらには日本テニス界を支える組織を創り上げた。 指導者としては、グリーンテニスクラブに始まり桜田倶楽部へ本格的なジュニア育成をすすめ、出身者には中村聡一、丸山薫、松岡修造、辻野隆三、山本育史、金子英樹、鈴木貴男、石井弥起、西谷明美、飯田栄、佐伯美穂らがおり、数えきれないほどのデビスカップ、フェドカップ日本代表選手、全日本チャンピオンらを育ててきた。 またジュニア・選手の育成のみならず、指導者育成においてもその貢献は計り知れない。 告別式は親族のみで執り行われ、後日、お別れの会が開かれる予定。 心よりご冥福をお祈り申し上げます
テニスマガジン編集部