「雪害対策期間」スタート 福井河川国道事務所で除雪機械の出動式 前シーズンより2台増の111台で200キロ区間を除雪【福井】
福井テレビ
本格的な雪のシーズンを前に、坂井市の上安田チェーン脱着場で、国土交通省福井河川国道事務所が除雪機械の出動式を行いました。 式では、福井地方気象台の木下信好台長がこの冬の降雪量の見通しを「平年並みか多い」とした上で「雪に関する情報を段階的に発表し、計画的に除雪できるよう連携し ていきたい」と話しました。 今シーズン、福井河川国道事務所は、除雪車や凍結防止散布車などの除雪機械を前シーズンより2台多い111台配備し、国道や中部縦貫自動車道など県内約200キロの区間の除雪作業に当たります。河川国道事務所では「過去の豪雪の経験を生かし、事故なく安全に除雪を行っていきたいと思います」とコメントしています。 また、式には地元の磯部小学校の児童約70人が参加して6台の除雪機械の乗車体験をし、「すごく大きかった。自動車が事故に合わないように除雪をしてほしい」「おもしろかった。雪をいっぱいとってほしい」と話していました。 福井河川国道事務所では、20日から2025年の3月25日までを雪害対策期間とし、24時間体制で道路の安全を守ります。
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