Rソックス吉田が都内で野球教室 同地区移籍の菅野は「対戦楽しみ」 朗希は「良い選択ができること祈る」
レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が28日、都内で日本航空主催の野球教室を開催し、約120人の小学生を指導した。 キャッチボールやロングティーなどで助言を送った約2時間の野球教室終了後に取材に応じ「すごく短い時間でしたけど、元気だったり、良いコミュニケーションが取れたと思います」と笑顔。子どもたちにはメリハリの大切さを伝え「休むというよりやる時はやる。野球だけでではないし、勉強もそう。何でもメリハリをやって欲しいと思って伝えました」と振り返った。 今オフは巨人から海外FA権を行使した菅野がレッドソックスと同じア・リーグ東地区のオリオールズに移籍。「日本時代はあまり対戦がないので印象(を語るの)は難しいけど、実績は間違いなしだと思いますし、場所が変わって対戦ができるのが楽しみ。一度ゴルフはしたことがありますね」と語り、再戦を心待ちにした。 また、世界一に輝いた23年のWBCで日本代表でチームメイトだった、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指すロッテ・佐々木に関しては「一番は彼が良い選択をできることを祈っています。みんなの期待を背負って注目されている選手。彼自身が一番よく分かっていると思う。(メジャーに)行ってみていろいろなことが気付くこともありますし、いろいろなことがたぶん起こると思うので、アジャストすれば持っている力は間違いない。世界一になれる投手。本当にケガなくキャリアを進んでいけば間違いないと思う」とエールを送った。 メジャー2年目の今季の吉田は主にDHで出場。左手親指の付け根を痛めて長期離脱するなど108試合で打率・280、10本塁打、56打点。シーズン後の10月に右肩関節唇の修復手術を受け「スケジュール通り順調にきていて、今は可動域(の確認)だったり、野球の動作はまだ」と経過を説明した。