演歌界のホープ・岩佐美咲 AKB48選抜総選挙は「中堅の意地を見せたい」
――4月にはMazda Zoom-Zoomスタジアム広島でのプロ野球公式戦、広島-中日戦で国歌斉唱と始球式を行った。「AKB48」のメンバーの中でもソロでの国歌斉唱は初となったが? 緊張しました。みなさんが注目しているし、シーンとした空気の中、あんなに広い場所で国歌を歌わせて頂いたわけですからね。「君が代」は一生懸命に練習しました。始球式も着物姿でさせて頂いたのですが、スゴく楽しかったです。一生の宝物です。 ――祖母の影響で幼い頃から演歌に親しみ、演歌歌手になる夢をかなえたわけだが、デビューから2年2ヵ月を振り返って? 今でも緊張はしますが、きちんと曲に向き合えているというか、練習すれば大丈夫と思えるようになっています。最初はただガムシャラでしたが、最近は「こういう風に歌ってみよう」とか、色んなことを落ち着いて考えられるようになりました。 ――演歌歌手とアイドルを両立する苦労は? それぞれ違った楽しさがあるし、切り替えることはできています。苦労というよりも、自分は恵まれているんだなとポジティブに捉えています。演歌歌手として、ソロデビューするのはずっと夢でしたし、「AKB48」の中でカワイイ衣装を着て、仲間とみんなで一つのものを作り上げるのも楽しいです。元々、ダンスは好きでしたしね。 ――「AKB48」の中でもとくにアイドル色の強い「渡り廊下走り隊」のメンバーとしても活躍していた。 そうですね。「渡り廊下走り隊」では“アイドル力”をスゴく学びました。何よりもスゴく楽しかったです。(メンバー)みんな本当に仲が良かったので…。 ――「AKB48」のメンバーとして演歌を歌う意味は? やっぱり、私は演歌が個性になっていると思うので、演歌歌手として頑張ることが「AKB48」にも繋がってくるのかなと。私が演歌を歌うことで、若い方々にとって少しでも演歌が身近な存在になってくれればうれしいです。