Ｕ－２３日本代表 ＭＦ藤田主将「セットプレーは強みだけど。質の高いストライカーもいる」 海外メディアの質問に英語で受け答え
【ドーハ２４日＝山下幸志朗】サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねて行われているＵ－２３アジア杯（２３歳以下）準々決勝（日本時間２５日午後１１時開始）でＢ組２位の日本はＡ組１位の開催国カタールと対戦する。Ａ代表の国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングは日本が１８位で、カタールは３４位。この日は試合会場で公式会見が行われ、主将のＭＦ藤田譲瑠チマ（２２）＝シントトロイデン＝は「タフな試合になる」と気持ちを引き締めた。 藤田は海外メディアの質問には流ちょうな英語で回答。「日本の強みはセットプレーで、それをかなりカタールは研究している」という問いに対して、「セットプレーは強みだけど、それだけじゃない。チームには質の高いストライカーもいる」と応戦した。 今大会は１次リーグ初戦にフル出場したあとは、第２戦は出場なし、最終戦も後半１８分からの出場と休養は十分。「アグレッシブにプレーして自分たちの強みである、攻撃や守備の部分を見せていきたい」と、３位以上に与えられるパリ五輪出場権獲得へ最も大事な一戦となる準決勝へ気合を入れた。
