トワイライトエクスプレス瑞風で伯備線の車窓も
「吹田総合車両所」に車両がベールに包まれ初搬入された時の映像 3月30日撮影
JR西日本は20日、来春に運行を予定しているトワイライトエクスプレス瑞風で、利用者に山陰の風景を楽しんでもらおうと伯備線(はくびせん)でも運行することが決定したと発表した。 「瑞風」の料理関係者の発表会で展示された車両模型と写真特集
同社によると、同線の伯耆大山駅(ほうきだいせんえき)から岸本駅で折り返し運行を行うという。また、冬季は伯耆大山から江尾駅の折り返し運行となる。 運行コースと時間帯は、山陰コース(上り)1泊2日の2日目朝、山陽・山陰コース(周遊)2泊3日の3日目の朝になるという。これにより、「伯耆富士」と呼ばれる、大山や田園風景を車窓から眺めることができるという。
このほか、同社は山陰コース(上り)1泊2日コース「鳥取駅」での瑞風の立ち寄り地として、鳥取県鳥取市にあるフレンチルネッサンス様式の西洋館で、国指定重要文化財の「仁風閣」を立ち寄り施設として追加したことも同日発表した。 関係自治体などとともに調整を進めており、これまでに「鳥取砂丘」「砂の美術館」は決まっている。