スターアライアンス、広州に新ラウンジ アジア初
全日本空輸(ANA/NH)などが加盟する航空連合「スターアライアンス」は、中国の広州白雲国際空港にラウンジを設け、現地時間11月21日にオープンした。同アライアンス初のアジア空港ラウンジで、ゴールドメンバーのほか加盟各社便の上級クラスの乗客などが利用できる。 【写真】駐機場に臨む新ラウンジ 新ラウンジは、第1ターミナル国際線エリアにある既存のGBIAラウンジの上層階に設置。広さは750平方メートルで、100人まで利用できる。24時間営業で、対象はスターアライアンス加盟各社の乗客のみ。100平方メートルのプライベートエリアを完備するVIPルームも備える。 広州には現在、ANAのほか中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)、アシアナ航空(AAR/OZ)、エジプト航空(MSR/MS)、エチオピア航空(ETH/ET)、エバー航空(EVA/BR)、深セン航空(CSZ/ZH)、シンガポール航空(SIA/SQ)、タイ国際航空(THA/TG)、ターキッシュエアラインズ(旧称トルコ航空、THY/TK)の加盟10社が就航しており、10カ国50都市に週774便を運航する。広州はハブ空港としての重要性が高いことから、新設中の第3ターミナルにも新ラウンジの開設を予定する。
Yusuke KOHASE