名前入りタオルの売り上げで1位になることを目標に掲げたリーチ・マイケル

　ナンバーワンは譲れない！ラグビーリーグワン1部で2位に付けるBL東京は22日、東京都府中市で定例会見を開催。フランカーのリーチ・マイケル主将（35）が、選手名入りタオルの売り上げでチーム1位を奪回することを誓った。 　負けず嫌いの闘将のハートに火が付いた。会見冒頭で登壇した荒岡義和社長が、今季これまでの営業成績や今後の企画などについて説明。その中でグッズの売り上げに触れると、選手名入りタオルの売り上げが好調であることを明かした上で、「リッチー（・モウンガ）が一番。リーチを超えた。双璧ですね。彼らの商品が売れている」と説明した。 　ニュージーランド代表で、19、23年W杯では正司令塔として活躍したモウンガは、今季から3年契約でBL東京に加入。プレー、状況判断、リーダーシップと全てが世界屈指で、ここまで12勝1分け1敗の2位に付け、2季ぶりのプレーオフ進出を決めたチームの原動力となっている。ファンサービスに対する意識も高く、開幕直後から日本のファンを虜にしているが、人気と実力の双方で長年チームを引っ張ってきたリーチとしては、黙っているわけにはいかなかった。 　売り上げ状況を伝えられると、「悔しいですね。リッチーのスター性もあって…」と話してニヤリ。もちろんプレーオフを含む4試合を残すシーズン同様、最終決着まではまだ時間がある。「シーズンの終盤に向けて、どっちが頑張るか（で売り上げに影響する）」とリーチ。リーグ制覇という大目標はもちろん、個人としても“ナンバーワン”を取り戻すためにも、試合で存在感を見せつける。