最高に楽しい! スズキの最新「軽トラ」が“遊びクルマ”に最適! 5速MT搭載の「スーパーキャリイ Xリミテッド」何がスゴい?
今、軽トラが熱い!
何を隠そう、私(国沢光宏)は「軽トラック」が大好きである。20年ほど前のこと、雑誌の取材で全メーカーの軽トラックを集めて特集を組んだら、その面白さにハマりました。 取材の翌日、RR(リアエンジン・リアドライブ)のスバル「サンバー」のスーパーチャージャー+6速マニュアル+4WDを購入。ワゴン用のサスペンションに交換し、「レガシィ」用マッキントッシュを解体屋さんで購入して移植しつつ、シートはセミバケットを装着した。 【画像】カッコいい! これがスゴい「スーパーキャリイ」です! 画像を見る(30枚以上)
それ以来、軽トラックを必ず所有していて、現在はダイハツ製サンバーのグランドキャブ(5速MT)を相棒としている。 軽トラックは近所の買い物に便利なだけじゃなく、庭いじりの材料を運んだり自転車を積んだり、釣ったサカナを持ち帰ったりする時に超絶便利。セカンドカーとして考えたら最高かと。 もちろん軽トラックをピンで(1台で、という意味)使うのもカッコいいと思う。 ここにきてアメリカは軽トラック人気が赤丸上昇中だったりする。25年以上前のクルマなら右ハンドルのまま登録可能だ。 折しも660ccの現行規格ボディとなった軽トラックが出て25年。ここにきて「クール!」「カッコいい!」「可愛い」と引き合いが急増しており、遠からず話題になると思う。 こういったニュースが日本で広まれば、日本人も軽トラックの魅力に気づく。 そういうニーズがあるとスズキは考えたのだろう。「スーパーキャリイ」をベースにドレスアップした「Xリミテッド」という特別仕様車を追加してきた。 後述するが、「Hi/Lo」レンジを持つ本格的なパートタイム4WDに加え、リアのデフロック機能まで付く。ヘッドライトなんかLEDだ。 それで151万3600円からと価格が安いし、軽なので維持費も割安という点も大きなメリットとなるだろう。
加速は十分! そして乗り心地が良い!
このXリミテッドは通常モデルとは外観が違い、ブラックの専用グリルとデカールが装着されるのだけれど、これが良い仕事をしている。 ドア下とルーフのデカールが、スーパーキャリイのデザインを最大限に引き出せている。これだけで「働くクルマ」から遊びのクルマという雰囲気になるから素晴らしい。 専用グリルも効果的で、やはりメーカーのデザイナーってレベル高いことを実感した。