北海道南部 八雲町 養豚を乗せたトラックが高速バスに衝突5人死亡 12人重軽傷 養豚会社の安全運転管理者ら2人 業務上過失致死傷の疑いで“書類送検”
UHB 北海道文化放送
北海道南部の八雲町で2023年、トラックが高速バスに衝突し5人が死亡した事故で、トラック運転手の勤務先の養豚会社の2人が業務上過失致死傷の疑いで書類送検されました。 この事故は2023年6月、北海道八雲町の国道でトラックが高速バスに衝突し双方の運転手と乗客あわせて5人が死亡、乗客12人が重軽傷を負ったものです。
警察はトラックの運転手が勤務していた養豚会社「日本クリーンファーム道南事務所」の安全運転管理者の2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。 2人は体調不良を訴えていた運転手を乗務させ、事故を未然に防ぐ措置を怠った疑いががもたれています。
また、運転手も過失運転致死傷の疑いで容疑者死亡のまま書類送検されました。 「大きな事故ですので申し訳なく思う。(書類送検されたことを)真摯に受け止め、会社として対応していきたい」(日本クリーンファーム道南事務所 荒関邦彦 事業所長)
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