香川の冬は“まんばのけんちゃん”そのお味は? 県の伝統野菜「マンバ」が観音寺市で収穫最盛期【香川】
岡山放送
寒さが増すほどおいしくなる香川の冬の伝統野菜、「マンバ」の収穫が最盛期を迎えています。 観音寺市の畑一面に広がる緑色の野菜。高菜の一種で、香川県の「さぬき讃ベジタブル」に認定されている「マンバ」です。12月21日はマンバの認定生産者、克己まんば生産会の畑で収穫作業が行われました。 寒さが厳しくなるにつれて葉が紫になり、甘さと柔らかさが増すとされるマンバ。2023年は、夏場の暑さや雨の少なさなどから水やりに追われましたが、管理を徹底することで、例年通りの出来に仕上がっているということです。 マンバの代表的な料理が、豆腐や油揚げとともにしょうゆで炒めた「まんばのけんちゃん」です。 (中村香月記者) 「まんばのけんちゃんを実際にいただきます。おいしい!しゃきしゃきとした歯ごたえの中に程よい甘さがあって香川の冬の味を感じますね」 (克己まんば生産会 加地健一代表) 「1月から本番を迎える野菜なので、寒さを皆さんに期待してもらって。僕らも頑張ります。後世に残していきたい野菜なので、ぜひ食べてもらえたら」 マンバの収穫は、2024年3月末頃まで続くということです。
岡山放送