「回収は非常に難しい」国際弁護士・吉田大氏が「ズムサタ」で見解…水原一平容疑者が使い込んだ約24億5000万円
日本テレビ系「ズームイン!!サタデー」(土曜・午前5時半)は13日、不正送金で銀行詐欺容疑で米連邦当局に訴追された大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者(39)が13日(現時時間12日午前)、米カリフォルニア州ロサンゼルスの司法当局に出頭し拘束されたことを速報した。 【写真】法廷を出る水原容疑者のフリードマン弁護士 同容疑者は法廷に黒いスーツに白シャツ、足かせをされて姿を現し、「イエス」と16度述べた。保釈についての手続きが行われ、保釈金は2万5000ドル(約375万円)。いかなるギャンブルを今後しないこと、パスポートを返納することという条件もつけられた。 同容疑者のフリードマン弁護士は、取材陣に応対せず地裁を後にした。 番組内では同容疑者が司法取引に応じた場合の今後の裁判の行方について、在米17年の国際弁護士・吉田大氏の見解を紹介。同弁護士は「これから長い裁判をしなくてよくなる可能性。そして裁判結果によって重くなってしまう罪が、今、司法取引に応じれば若干低くなるかもしれないというような様々な点があると思います」と述べた。しかし「今回、さすがに金額が巨額な点を鑑(かんが)みると、なかなかどこまで司法取引に応じたとて量刑を低くできるかというのは注目の点だと思います」と付け加えた。 また大谷の口座から“盗んだ”とされる1600万ドル(約24億5000万円)の返金について「現実的な回収というのは非常に難しいと思います」と分析していた。
報知新聞社