田中克幸がチームを救うJリーグ初得点! “プレド初陣”の札幌が福岡と壮絶ドロー
[8.10 J1第26節 札幌 2-2 福岡 プレド] J1第26節が10日に開催され、20位北海道コンサドーレ札幌はホームで8位アビスパ福岡と2-2で引き分けた。 【動画】“韓国のメッシ”、別人すぎる現在の姿が話題に 札幌の本拠地の愛称が「大和ハウス プレミストドーム」に変わって迎える最初の一戦。アウェーの福岡は前半12分、ペナルティエリア左でDF宮澤裕樹にプレッシャーをかけたFWシャハブ・ザヘディが、奪い切ろうとしたところで宮澤に倒され、PKを獲得する。 前半14分にPKキッカーを務めたのはS・ザヘディ。左足で豪快にゴール中央付近に蹴り込み、2戦連発となる今季9得点目をマークした。 後半11分にはMF紺野和也のスルーパスからS・ザヘディが決定機を迎えるが、GK菅野孝憲のビッグセーブで追加点とはならない。 すると後半15分、札幌のMF近藤友喜がペナルティエリア右に抜け出し、GK村上昌謙のファウルでPKをゲット。同20分にキッカーのFW鈴木武蔵が右足でゴール右に決め、今季3点目で1-1とした。 その後も攻勢をかける札幌は後半28分、相手の背後を取ったFWジョルディ・サンチェスがネットを揺らすも、オフサイドで得点は認められない。 互いに勝ち越しを目指して一進一退の攻防が続く中、次の1点を奪ったのは福岡だった。後半アディショナルタイム6分、右サイドからMF小田逸稀がクロスを送り、相手に当たって浮き上がったボールにファーのDF亀川諒史が反応。右足のボレーシュートを突き刺し、今季初ゴールを記録した。 ところが、試合はこれで終わらない。後半アディショナルタイム9分、札幌のMF田中克幸がペナルティエリア手前右で左足を一閃。強烈なミドルシュートでニアを破り、2-2のドローに持ち込むJリーグ初得点を挙げた。 札幌は2試合勝ちなし(1分1敗)となったものの、貴重な1ポイントを獲得。土壇場で勝利を逃した福岡は、2戦連続の引き分けで5試合勝ちなし(2分3敗)となった。